念願だった茨城県日立市の【御岩神社】を参拝してきました
今回はその「御岩山」登拝の記録です!
「御岩神社」アクセス
それも御岩山山頂に鎮座する石柱をも拝むべく、なんとこの虚弱な私が山頂まで登山をしてお参りするという「登拝」を敢行!
途中、無理かと思って心折れそうになりましたが・・(どんだけ虚弱・・^^;)
無事に参拝して参りました!
日立市の「御岩神社」は国道6号線(ロッコク)と常陸太田市の国道349号線を結ぶ県道36号線沿いにあります
お車の方は日立中央インターから約10分程度、公共交通機関での方は日立駅からバスで約30~40分程度です
▼詳細は「御岩神社公式ホームページ」をご参照ください▼
都内各所からバスツアーもあるようですので、乗り換えなしのバス一本!も楽かもしれませんね(^^)
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境内入り口の社務所の鳥居の横に、神社に一番近い駐車場(P1)があります
私は平日の朝7時過ぎくらいに着いたのですが・・既にP1は満車でした
まあキャパがそう大きくありません為・・タイミングが良くないとなかなかここには停めれないのかもしれませんね・・
私は36号線沿いの「P2」に停めたのですが・・その他にも「P3」「P4」、混雑時期には臨時駐車場も用意されるようです
さっそく参拝に上がらせていただきたいと思います!
鳥居をくぐるともう・・ご神域である事が肌感覚で感じるような・・荘厳なる空気感に包まれておりました・・
御神木・天然記念物「御岩山の三本杉」
参道をゆくとすぐ右手に大きな杉の木が見えてきました
「御岩神社」の有名な御神木ですね
めちゃめちゃ太い・・
そしてデカい・・!
途中から三本に分かれて立つ大きな御神木の杉の木です!
【御岩山の三本杉】は推定樹齢約500年・・!(゚д゚)ヒエ~
なんでも一説によるとあの三又に分かれた部分に天狗(鬼?)が棲むとか言われているそうですね・・!
楼門(大仁王門)
そしてその先には立派な楼門がありました・・!
非常に綺麗な色の楼門(大仁王門)ですが・・神社HPによると平成に入ってから120年ぶりに再建されたと書かれているのでまだ新しいんですね・・
赤が緑の木々に映えてめちゃめちゃ綺麗でした・・
楼門の天井に描かれた絵。
常陸の日の出の海の絵でしょうか・・なんとなく・・磯前神社の鳥居を連想してしまいました・・
楼門から先がまた・・一気に雰囲気が・・別世界感を醸し出しているようです・・・
「御岩神社」
「御岩神社」前の鳥居の所まで来ました
トイレはここの横にあるのが最も山に近いトイレですので、特に登拝をされる方はこちらで済ませておきましょう
登拝をし下山するまでトイレはありませんので要注意です
御神橋の所で身を清め、いざ御岩神社へ参拝に上がります!
時間的なせいか・・まだ拝殿の扉は開かれていませんでした
無事に登拝が出来ますよう、お祈りを捧げました
誰一人居ない静寂の中で響く私の柏手・・
ご挨拶をし静かに目を開けると・・
あっ・・・
あの斎藤ひとりさんもいらしていらっしゃる・・!
やはりここはすごいパワースポットなんですねえ~・・・
感謝してます!
登拝ルートとルール・注意事項
さて、ここからが今回の参拝の本番です!
もはや十分参拝した気分なのですが・・いよいよここから今回の本題でもある「登拝」に出発です!
御岩山への登拝にはいくつかのルール、注意事項があります
雨天・降雪時には入山禁止、ご神域の為食事も禁止です。お供え物も禁止。
ただし登山ですから水は持参しなければなりません
夏場に限らず、かなり汗もかくことになると思います
飲み物は逆にしっかりとご用意の上、登拝に臨まれるようご注意ください
入山時間は朝6時から午後3時まで。5時までには下山を完了します。
ちなみに社務所には杖の貸し出しがされていて、私もそれをお借りして登拝に上がらせていただきました
正直言って・・これが無かったら登り切れていなかった・・と思えるくらいに助かりましたので^^;
少々体力には不安が・・という方にはぜひお借りして登られることをオススメいたします!
登拝ルートは「表参道」と「裏参道」があり、多くの方が「表参道」から上り「裏参道」から下って来るようです
「御岩神社」の拝殿に向かって左側から入るのが「表参道」、右側からが「裏参道」になります
私も「表参道」から登ることにいたしました
ちなみに、帰路に通った「裏参道」の方が道が広く開けた感じの所が多い印象でしたが・・どうでしょう・・登るキツさはあまり違いが無いように私には感じられました・・^^;
道幅が広ければ広いで・・それはまたキツく感じるような気もした為です・・・
白亜紀とカンブリア紀の地層の分岐点
入山して暫く歩くと、SNS等でも皆さん上げていらっしゃるポイントに着きました
「ここまで白亜紀」「ここからカンブリア紀」ポイントです!
ここの川を境目に?地層が分かれているということでしょうか・・
1億年前の白亜紀もすごいですけど・・・
「カンブリア紀」5億年前って・・ヤバ過ぎですっ・・(゜゜)!
最近よく言われる縄文の時代・・・今から約1万6000年前あたりにはもう・・この列島には文明があって世界各地へと人類が出ていったと言われていますよね・・
エジプトの5000年だとか6000年前どころの騒ぎじゃない頃に・・この地には既に文明があった・・
そして世界の各地へ出ていった「彼ら」が各地で文明を興してきた
それがまた数千年の時を経てこの「神の国」「日の出ずる国」に帰ってきている・・
そうした人類・・というかホモサピエンス?の時代どころじゃない太古の地が・・ここに山となって存在している!
もうそれだけでこの神たる山である所以がよ~く解るというものです・・!
そんなヤバすぎる「カンブリア紀」の上を・・5億年の時を経て私が歩いているということは・・
一体何を意味することになるのでしょうか・・・(゜゜)
山頂では古代祭祀の遺跡も発掘されているとかで・・
既に縄文時代には特別な祈りの場として人々に信仰されていた・・ということがわかります・・!
ここまで・・誰一人として会いません・・
ネット等を見ていますと・・有名パワースポットとして多くの登山者がいらっしゃるようですが・・この日のこの時間にはたまたまなのか普段からこういう感じなのか・・私以外には誰一人参拝者が居ませんでした・・・
実は私・・途中でちょっと具合が悪くなってきちゃいまして・・・
というのも私はちょっとパニック障害っぽい所が以前からありまして・・実際は何でもなくても気分的に「ヤバいかも・・」と思い始めると本当に具合が悪くなってしまう・・という風潮があるんです・・(;´Д`)
満員電車とか・・扉がいざ閉まったら一定時間閉じ込められてしまう飛行機とか・・そこから脱出できない感に襲われると具合が悪くなる感じです・・
この時も木々の間を縫うように登って行くうねる道・・絶大なるパワーを宿した山が私を覆い被して吞み込んでしまうような・・
そんな訳の分からない恐怖心に駆られるような気分がフッ・・と生じた瞬間から・・
あ・・ヤバいかも・・息が苦しいかも・・めまいがしてるかも・・という具合の悪さを発してしまいまして・・ちょっとここで引き返そうかな・・などと葛藤いたしました・・・(;´Д`)
しかし・・もはやここから引き返すも困難・・行くも困難・・とも思い・・
そう思ったらなんとなく腹が座ったというか・・少し正気を取り戻したような感覚になり何とか歩を進めて行くことが出来ました・・
「かびれ神宮」
そして何とか途中の「かびれ神宮」に到着いたしました!
鬱蒼とした森の中に祀られる・・すごい雰囲気のお社です!
鳥居をくぐった左にある岩が・・もの凄いです・・(゜゜)
御祭神は「天照大御神」(アマテラスオオミカミ)「邇邇芸命」(ニニギノミコト)「立速日男命」(タチハヤヒヲノミコト)
ちなみに「御岩神社」はクニトコタチノミコト、オオクニヌシノミコト、イザナミ、イザナギノミコトを始めとして実に総祭神188柱を祀るお社ということで・・
ここ一か所を参拝することでほぼ全部の神様に参拝出来ると言われています!
そういう意味でもやはりここは・・すごい神域パワースポットですね
ここまで無事、辿り着く事が出来まして
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
お社の前でしばし休憩し・・
この「かびれ神宮」の脇の道を更に登って行き山頂を目指します
もはやこの時点で既に私の虚弱な脚はヘロヘロでガクガクです・・・^^;
SNS等の書き込みで・・この時点で既に足がガクガクなのでここから裏参道を降りて参拝を終えました・・等と書き込んでおられる方の気持ちが実際に登ってみてよ~く解りました^^;
ここで不思議だったのが・・
今の今まで風も微塵も吹いてなく・・葉すら揺れていなかったのですが・・
突如・・カタン・・パタン・・という異音がしまして(゜゜)
なんだろう・・
と思ったんですが大きな木が揺れ出して・・上方の木々がお互いに打ち合うような状態になってカタン、パタンと音を立てていたんです・・
それまで静寂の中の静寂・・みたいな状況だったので・・急に音がし出して驚きました・・
非常に不思議な体験でありました・・(;’∀’)
「表参道」と「裏参道」の分岐点から「御岩山山頂」をめざす
「かびれ神宮」の脇を登ったところが「表参道」と「裏参道」の分岐点です
「裏参道」から登ってきた場合は、ここから少し下っての「かびれ神宮」参拝になろうかと思います
帰りはここから右側の「裏参道」を下って帰ろうかと思います
さあ、ここから頂上を目指すべく、左の道を再び登っていきます・・!
ここからがまた一気に登山らしい道と言いますか・・まだまだ気が休まる感じは微塵もありませんでした・・(;´Д`)
で、少し上がった道中・・なんや人の声がします・・(゜゜)
どうやら先に登って下山されて来たシニアのお三人さん・・
すれ違いざまにおはようございます~とご挨拶したら・・急に元気というか勇気が湧いて来ました(^^)
やっぱり人は一人では生きていけないものなんだな・・ってこの時実感しました^^;ハハ
その中のお一人が・・おたくはいくつだ?と言うので・・
恥ずかしながら・・その貫禄は皆無だと思いますが・・ゴ・・ゴジュウです・・と(;´∀`)
そしたらそのお父さん、私はハチジュウ!
って・・^^;いや~恐れ入りました・・!
私はヘロッヘロのガックガクで歩いてんのに・・矍鑠として歩いていらっしゃる・・
改めて・・自分もちょっと心身を鍛えねばダメだなあ・・とまたまた実感させられました・・^^;
「標高530m」の御岩山山頂の看板が出てきました!
さあ、もう一息!
と・・思ってからがまあまあキツイ・・(;´Д`)
段々足元も厳しくなってきて・・石がゴロゴロした感じになって足を取られやすい感じです・・
すでに足腰へロってますので・・気を付けて焦らずゆっくりと・・(^^;
木の根と石で足元厳し・・
一段上がる高さも高い所もあって虚弱には難儀しました・・
さあ、いよいよです!
ついに頂上に到達いたしました!!
「御岩山」頂上
頂上の岩もすごいですね~・・・(゜゜)
さあ頂上からの視界が開かれました!
わあ・・眺望よろし!ですね~(^^)
ずっと鬱蒼とした森の中を進んで来たこともあって、すごい解放感です!
向こうは日光方面でしょうか?
条件が良いと日光連山や那須連山も見えるそうですが・・その辺の事は私には解りません^^;すみません・・
ここから更に尾根伝いに高鈴山?まで行くと、日立市内や太平洋も望めるようです
「頂上付近で道に迷う人が多くなっている」との注意書きも出ていましたので、歩かれる方はご注意ください
さて、いよいよここまで登って参拝する大きな目的が
眺望する場所から右手の方にあります!
宇宙から光の柱が見えるという御神体の「石柱」
あ!あれですね・・!
ロープに囲われて祀られているあの場所こそが!
御神体である御岩山の石柱!
ついに念願の御岩山の御神体に参拝する事が叶いました(´▽`)
ここも私以外誰一人いません!
なんとも贅沢な参拝でありましょう(^^)
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
ご周知のように
アポロ14号の宇宙飛行士「エドガー・ミッチェル氏」が宇宙から地球を見た時に、一か所だけ光が放たれている場所がある・・との事で
その場所の緯度と経度を調べてみると、この御岩山の位置だった!
という有名なエピソードがあります
これはエドガー・ミッチェル氏だけでなく、日本人宇宙飛行士・向井千秋さんもここから放たれる光の柱を見たと言われているそうです
その光を放っているのがこのご神体の石柱なのではないか?と言われているんですね
この石柱から放たれているか否かは別として・・
私が気になるのはこの石柱そのものです!
どうやってこの石柱はここに立ったのか・・?
元々この状態で立っていたのか?
人的な左様で立てたのか・・・?
そここそがとても気になるポイントです^^;!
私的には光の柱は、この石柱そのものから・・というよりは・・この山一帯から
山頂を中心とした一体から発されて見えたのではないか・・そう感じています
中央構造線上のラインからも、光が漏れ発しているのが見える人には見えると聞いたこともありますし・・
宇宙まで行って地球を俯瞰したならば・・もしかしたら特別そういう能力を持っていない人でも光の筋、柱として見えたのではないか・・そんな風に思っています
いずれにしても、そんな話が出るような・・とんでもないパワースポットである事には違いないと思いますので・・興奮が隠せません!
さっき登って来る時にすれ違った80代のお父さんによると
頂上の石柱の場所で小一時間くらい居ればパワーが得られる、との事で
あのお父さんの言葉が妙に心に残りました・・・
しかし・・さすがに小一時間も居れませんので・・(トイレもいきたくなると困るし・・^^;)
山頂を辞することにいたしました・・
「裏参道」から下山
先ほどの分岐点から帰りは「裏参道」を下ります
道幅が広い箇所も多かったですが・・途中急な坂もあり石がゴロゴロの場所もあり・・
登り以上に足元が危うい場所もありました・・
雨に濡れたような足場ですと特に危険だと思いますので・・歩かれる方はご注意ください
「裏参道」には「薩都神社中宮」も祀られており、何とも言えないすごい雰囲気が漂っていました・・
とてつもない雰囲気の森を・・帰路は気持ちも少し楽になってゆっくりと楽しめました
188柱もの神様が祀られているということで・・
お賽銭も多めに持参したのですが・・なかなかの頻度での参拝となりました^^;
鹿島神宮の樹叢でもそうでしたが・・
こうした神社の森ではちょっと不思議な光のイリューシンが見られます・・
何故(゚д゚)・・・あの一か所だけが自然に照らされるの・・・?
「裏参道」も楽しんで下山し、ようやく「御岩神社」に戻ってきました!
行きは一時はどうなることかと思いましたが・・・
無事に登拝して来れて感謝です!
再度お礼のお参りをし、辞することといたします
無事に行かせていただきまして ありがとうございました!
到着した時は時間的に早かった為・・開いていなかった「斎神社」も開かれていました
こちらには「アメノミナカヌシ様」が祀られているそうです
お助けいただきまして ありがとうございます
天井には大きな雲龍図も描かれていました
おわりに
ということで今回は茨城県最大のパワースポットと言っても過言ではない
日立市の御岩山、御岩神社の参拝記でした
とてつもないご神威を感じる、とてつもない経験が出来た素晴らしい一日となりました
登山しつつ参拝するという点でも、非常に達成感を得られる面もありまさにケガレ(氣枯れ)が祓われる気持ちになれた参拝です!
みなさまもぜひ、スペシャルな茨城県のパワースポットをご参拝されてみてはいかがでしょうか
最後までお読みいただきありがとうございました
感謝してます
@茨城2024