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【京都市バスの乗り方】「一日券」で便利で安心な京都観光を楽しみましょう

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いよいよ秋の観光シーズンの到来ですね!
皆さんは京都観光はお好きでしょうか(^^)?きっと大好きな方も多いと思いますが、ではその京都観光で市バスを利用されたことはありますか?


京都観光で、あのお寺や神社にも行きたいけど・・電車や地下鉄が通っている場所は限られているし・・地元の路線バスに乗るには・・どういたらいいんだろう・・
とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

京都市内の観光スポットは、バスを利用すると便利な場所も数多くありますが、いかんせん・・・観光客にとって地元の路線バスに乗るのはムズカシイ・・というイメージをお持ちの方も多いかと思います。

そのような方に、今回は観光客目線(地元じゃない者の目線)の私が、京都市バスの乗り方をお伝えしてみたいと思います(^^)

京都観光には【バス一日券】が便利

・京都市バスは上写真、モスグリーンをした車体です
・乗り方は一般的に、後ろのドアから乗って前のドアから降ります
・運賃は均一運賃区間で大人230円小児120円です

今回は、観光に便利な【バス一日券】をご案内したいと思います

こちらが【バス一日券】です。
一日乗り放題で大人700円(こども350円)。
「京都市バス」に加え、「京都バス」「西日本JRバス」も利用できます。
「京都バス」はクリーム色の地に小豆色のデザインですね(^^)

料金は2021年9月までは600円だったのですが、10月から700円に上がってしまいました・・。
これまでは一回230円のバスを3回乗れば元が取れたのですが・・値上げ以降は4回以上乗らないと元が取れなくなってしまいました・・^^;

【バス一日券】が買える場所

バス一日券は市バス営業所や地下鉄の各駅、市バスの車内でも買うことができます。
一般的に観光で京都駅に着いたとすると、京都駅中央口(京都タワーのある側)から出てすぐ斜め前にバスのチケットセンターがあります。


こちらで買うと有人なので、「○○まで行きたいのですが、何番乗り場から乗ればいいですか?」等を聞いても親切に教えてくれますので、初めての方でも安心です(^^)

また、京都駅構内の伊勢丹の並びには「京都総合観光案内所」(京なび)がありますが、こちらの入口を入ったすぐ右手にも、【バス一日券】の自販機が設置されています。

自販機の下のカゴには市バスの路線地図もありましたので、これをもらって参考にしてもよいかも知れません(^^)この地図は上記バスチケットセンターで買ってももらえますよ。
観光案内所で、情報を得ると同時にバス一日券も買っておくと、焦らずに観光をスタート出来るかもしれませんね!

自販機は京都駅前のバスターミナル各乗り場にも設置されています。
慣れてくると、有人のチケットセンターに並ばなくても買えるのでラクチンですね(^^)

ちなみに・・・以前私は行く先々のことばかりを考えて焦ってバス一日券を自販機で買い、すっかりお釣りを取り忘れたことがありまして・・・
バスに乗車して走し出した後に「あっ・・!」と思ったことがありましたので・・観光に心ウキウキだと思いますが・・そのようなことの無いようにご注意ください^^;

また、春・秋の観光シーズンや土日祝日のイベント開催期間などには、「おもてなしコンシェルジュ」の方々がバスターミナルの前でご案内してくれていることがあります。
ボランティアの学生さんらがとてもご親切にご案内してくださいますので、そんな時にはありがたくご案内いただきましょう(^^)

【バス一日券】の使い方

それでは実際に、【バス一日券】を使った市バスの乗り方をご案内いたします

まず乗車する時は特に何もすることはありません。
券を機械に通したり、ピッとすることもありませんので、そのまま乗ればOKです(^^)

そして目的地のバス停で降りる時、【バス一日券】を上記写真赤丸の「カード入口」に差し込みます。
するとICタッチ機の向こう側青丸部分の「カード出口」という所から出てきますので、それを忘れずに引き取ってバスを降りましょう。
以上!カンタンですね(^^)!


一回目の利用時にカードを機械に通すと、このようにカード裏面に日付が印字されます。
一日券ですので、この日限り有効ということになりますね。
で、二回目以降の利用時には、この日付面を運転手さんに見せるだけ。
毎回機械に通す必要はありません。
ありがとうございま~す♪と言ってバスを下車するだけ(^^)めっちゃカンタンですね!
目的地に着いたら、ルンルン気分で観光を思い切り楽しんじゃいましょう~!

【地下鉄・バス一日券】もある

ちなみに、【地下鉄・バス一日券】もあります。
こちらはバスに加えて地下鉄も乗り放題なので更に便利ですね!

【地下鉄・バス一日券】も私が京滋に住まうようになった2019年当時では900円でしたので・・こちらもなかなかの値上げになってしまった感があります・・・。
地下鉄も加わると更に交通が網羅されて便利ですが、場合によってはバスだけでよかった・・あるいは地下鉄だけでよかった・・という事もありますので、観光される場所を事前に考慮した上でチョイスしたいですね。

【バス一日券】を使ったモデルコース

それでは最後に、【バス一日券】を使ったモデルコースをひとつご紹介いたします。
ある意味、京都観光で最もマストな定番コースなのかも知れませんが、初めての方は特に参考にしていただけたら幸いです(^^)

京都駅を出発し、「博物館三十三間堂前」→「五条坂」→「祇園」に至るルートです

京都駅中央口前のバスターミナル、D2からバスに乗りましょう
(D1/D2/D3は基本どれも祇園に行くルートだと思いますので、どれに乗っても大丈夫です)
ここは先ほども申し上げましたが、観光においても最も太いルートのひとつだと思いますので、いつも案内係の方がいらっしゃって誘導しています(^^)

バスは京都駅を出て東へ進むと七条京阪前を経由し「博物館三十三間堂前」に至ります。

「三十三間堂」

言わずと知れた観光ポイントですよね。その長大なお堂もさることながら、仏像の圧倒的な集団美!これには本当に圧倒されます・・・。
仏像好きな方には必見のお寺ですね!

また、三十三間堂は「通し矢」でも有名ですね。毎年、成人式前後の弓道大会も有名です(^^)
現地に来ると、いかに遠くまで矢を飛ばすか、が実感できます!

「養源院」

三十三間堂の「向かい」にある「養源院」、こちらは歴史好きな方にオススメ!
こちらでは俵屋宗達の杉戸絵等が見られ、それだけでも興奮なのですが、なんと言っても「血天井」でしょう・・!

本堂の廊下の天井の板は、「伏見城の戦い」(1600)で豊臣方の軍勢に討ち取られる直前に伏見城内の廊下で自刃した徳川方の兵士らの血で染まった板が使われているのです・・!
実際に見学すると、まさに血に染まった手形や・・指で引きずった跡のような所も見えリアルな歴史を見る事が出来ました・・。
私が訪れた時は、僧侶の方が血天井の解説をしてくださり、大変有意義なひとときを過ごさせていただけました!興奮です!
市内には他にもいくつかの「血天井」がありますが、京都駅から一番近くで見れる血天井がここ「養源院」です。

「京都国立博物館」

バス停の名前の通り、バス停の前は「京都国立博物館」です。
こちらも歴史好きにはたまらない場所ですね!私も度々、通っています(^^)

「清水寺」

「博物館三十三間堂前」から再びバスの乗り、「五条坂」で下車。
ここから清水寺の観光に歩きましょう(^^)こちらも言わずと知れた一大観光地ですね!
参拝を終えたら二寧坂、三寧坂を散策して再びバス通りへ。

「六道珍皇寺」

筆者激推しのお寺さんです!
バス停的には「清水道」下車ですが、清水寺界隈を観光した際には普通に歩いて巡れます^^;

「死」を見つめるという貴重な体験が出来るお寺だと思います。
この世とあの世が重層的に展開していることを現す屏風も非常に見応えあります!ぜひ、オススメです!

「建仁寺」

バス停的には「清水道」、もしくは「東山安井」で下車。
こちらも言わずと知れた禅寺ですが、まさに「そうだ京都行こう」な世界感(^^)

「風神雷神図屏風」に「双龍図」そして「潮音庭」。

もう、ずっと居られます。笑
素晴らしいの一言です。時間に追われることなく、ゆっくり楽しみたいですね(^^)

「東山安井」から「祇園」はバス停的に一区間です。普通に歩けます^^;
しかし、【バス一日券】ですから一区間でも気軽に利用できますね(^^)
祇園の散策を楽しんだら、お帰りは「祇園」からバスに乗りここまで来たルートを引き返して京都駅まで戻ってもよし、あるいは、四条河原町方面に向かって四条烏丸経由で京都駅までぐるりと戻ってもよしです!

今回ご案内したルートは、京都駅を出て七条通りを東へ、東大路を北へ、四条通を西へ、そして烏丸通りを南へ、とぐるりと円を描くように回るルートでした。
このぐるりと回るルートが、祇園経由で最も繁華な四条河原町界隈を繋ぐ路線バスの主要ルートのひとつだと思いますので、それを知ってるだけでも安心です(^^)

最後に

と、いうことで、今回は京都観光に便利な【バス一日券】の使い方、乗り方についてお伝えいたしました(^^)

【バス一日券】の利点として、たとえ乗り間違えても乗り放題だから大丈夫、という点があると思います。間違えてもまた逆の方向のバスに乗ればいいや、と気楽に利用できますので安心して楽しめますね(^^)

これからの観光シーズン、京都の【バス一日券】を上手に使って観光を楽しんでいただけたら嬉しく思います(^^)

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!