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史実の新選組に迫る!【新選組展2022】史料から辿る足跡@京都文化博物館

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こんばんわー、かれこれ18年程幕末史跡を巡り歩いてきました幕末マニアのうめじろうです

今回、楽しみにしていた京都文化博物館の特別展【新選組展2022】に行ってきました!

【新選組展2022】2022.10.1~11.27まで

7月~9月にかけて「福島県立博物館」で開催されていたのに引き続いて、10月~「京都文化博物館」で開催されている催しです
全国各地から集められた史料がズラリ展示されており、非常に見応えのあるファンにはたまらない催しです!

会場「京都文化博物館」・アクセス

地下鉄「烏丸御池駅」下車、三条通りを東へ徒歩3~5分
市バス「境町御池」下車、徒歩2~3分
詳細は「京都文化博物館HP」をご参照ください

入場料(税込)

当日券         一般1,500円 大高生1,000円 中小生500円
前売/団体(20名以上)  一般1,300円 大高生 800円 中小生300円
※前売り券は9/30までの期間限定発売・会期中は当日券のみ

みどころ

近藤勇、土方歳三の写真の他、土方の愛刀「和泉守兼定」の展示をはじめ、近藤・土方・沖田の書簡等貴重な史料が多数展示されていました!
私的には松平容保公の写真(慶応元年1865)、これは初めて拝見するものだったので思わず見入ってしまいました・・!普段目にしているものとは違って非常にリアルで、新選組や幕末が取り上げられる時、どこかファンタジーな面を感じる事も多いのですが、この写真にはリアルな容保公がそこにおられる・・!と思わず興奮してしまいましたね・・!

新選組や幕末ファンには各々の「俺の幕末」「私の新選組」があろうかとは思いますが(^^)以下、ワタクシうめじろう的みどころを挙げてみました

孝明天皇の「念持仏」、大日如来坐像(泉涌寺蔵)

これはパンフにも載っていますが、最近仏像にハマってしまった私にとってずっと見たかった仏像でした!この大日如来像に孝明天皇が祈りを捧げていたかと思うと・・・ゾクゾクするような気持ちが込み上げて来ます・・・。
孝明天皇にまつわる史料、それから中川宮・朝彦親王に関連する史料もあり鳥肌モンでした・・。

永倉新八の「胴衣」「木刀」

永倉新八の胴衣と木刀は、元道民だった私はかつて北海道博物館にて2006年に観に行っておりました。
戊辰戦争転戦時に永倉新八が着用していたとされる胴衣、それから翁の木刀と、実に16年ぶりの邂逅と相成ったワケであります!

私は長く北海道にいた事もあって、永倉新八は個人的に思い入れの強い隊士のひとりでして、その翁の遺品と16年ぶりに、さらにはここ京の都で再会したというところがまた感激ひとしおな訳であります。
永倉新八と言えば、新選組の中でも斎藤一と共に際立った剣士の一人としてご周知、神道無念流の達人でありますが、当時の人としては長生きされたこともあり後に新選組の事を語ってくれている点も貴重ですね。
ある時、翁が暴漢に取り囲まれたことがあり、しかしながら鋭い眼光と一喝で暴漢を退散させたとか、杖一本で一瞬にして叩き伏せてしまったとか、こうした逸話も鳥肌モンですね・・!

土方歳三資料館や佐藤彦五郎新選組記念館等、日野の新選組史料との邂逅

土方歳三の愛刀「和泉守兼定」をはじめ鎖帷子や籠手、剣の傷跡が付いた鉢金、これらも日野以来7~8年ぶりの再会です。石田散薬の道具箱等も展示されていました。
近藤勇着用の鎖帷子ではないかと伝わるものは、いつもお世話になっております「霊前歴史館」で毎回目にする感じですが、歳三系はこういう機会じゃないと「出張」しないと思うので嬉しいですね。
そして近藤・土方・沖田らの書簡。歴史上の人物に会うには「書」と「墓」と「場所」なので、やはり直筆の書というものには見入ってしまいます・・。残念ながら古文書は私には読めませんが、その筆使いを感じる事だけは出来るので、彼らの内面を筆使いから感じるという点も史料を見る上で重要なポイントなんじゃないかと思います。

最後に

と、いうことで今回【新選組展2022】を楽しんできましたが、めちゃめちゃ楽しかったです!
全国各地から集結した新選組史料、しかもここ京の都に集まるという点に興奮を覚えます。各地を訪れて拝見した史料と京洛での邂逅というのもファンとしては意義深いですねー。
新選組ファンはもとより、幕末ファン・歴史ファンには必見の催しだと思いますので、ご興味のある方はぜひ、オススメいたします(^^)
ちなみに私は福島県立博物館には行った事が無いので、会津関連史料は新鮮でした。それから、山形の「清河八郎記念館」にも行ってみたいです!

おまけ

最後にもうひとつだけ、せっかくですので京都文化博物館を訪れた際には新選組ファンの方にはぜひ寄っていただきたいお店をひとつご紹介させていただきたいと思います!

「総本家近清」
元々近江の漬物屋さんだという「近清」さんは幕末、西本願寺界隈でお漬物を売り歩いていたそうです。
新選組が西本願寺を屯所としていた頃、隊士もよく食べていたと伝わっています。

場所は京都文化博物館の一本違いの堺町通り沿いですから、すぐです。

「新選組が愛したお漬物」
「ぶぶ漬けセット」1512円。新選組ファンなら、買わない手はありませんね(^^)笑

何が嬉しいかって、ファンにはやっぱりこれでしょう。
だんだらのオリジナルペーパーバッグ(^^)
お漬物はもとより、ファンにはこの紙袋がよきお土産になりそうです。笑

と、いうことで【新選組展2022】のレポでした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

@京都2022