世にも珍しい「下り宮」【上野國一宮貫前神社】|Nukisakijinjya|@群馬2026
神社は鳥居をくぐった先に神さまが祀られているご本殿や拝殿がありますが
平坦な場合もありますが、一般的に鳥居をくぐった先の階段を上がった高台に
神様を見上げる形で祀られていることが多いかと思います
しかし【下り宮】と言われる珍しい神社もあり、その代表的な神社のひとつである群馬県富岡市一宮に鎮座する
【上野國一宮貫前神社】に参拝に上がらせていただきました

え?全然「下り宮」じゃないじゃん・・
と思われるかも知れませんが・・これはまだ神社に至る前の鳥居です^^;
この鳥居をくぐった先に神社の境内があります
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後ろを振り返ると結構な高台にて・・向こうには南側の山が広がっていました
駐車場から階段を上がってきて鳥居をくぐるところまでは何ら普通の神社とは変わりのない感覚で、上からの見晴らしの良い高台に祀られているんだなあというイメージです
門前に着きました
「上野國一宮」は富岡市にあったんですね!
531年に創建という・・これまたとんでもない歴史のある神社です
ご祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)、姫大神(ひめおおかみ)
「フツヌシノカミ」と言えば「東国三社」の【香取神宮】ですよね
建国の功神・・・物部氏祖神(゜゜)!
もう一柱の「ヒメノオオカミ」は「御名不詳」とありますね・・・
養蚕織物の神とも記載されておりますがここはまさに「富岡製糸場」の地であります
そして私的に最も注目ポイントとして書かれているのが
「物部姓磯部氏により祀られる」
という部分です!
きましたね~・・物部氏!
創建の古さと物部系、フツヌシノカミを祀るところから・・国譲りをイメージの臭いが感じ取れるような気もいたしますが・・そんな混沌とした時代にこの東国の地を治めていたであろう豪族が浮き上がってくるような気がいたします・・・
市指定の重文の灯篭もありました
慶応元年製作、慶応二年建立ということで・・幕末ですね!
地元の養蚕農家を始め、生糸・絹商人らが献納した灯篭だそうです
さて、それでは早速参拝に上がらせていただきましょう
お(゜゜)!
おお・・(゜゜)!
おおおお~・・・(゜゜)!
ほんとだ!
階段を下った先にお宮があります!
うわあ~・・・これは珍しいですね~・・・
初めて目にする光景です~(゜゜)
日本には「三大下り宮」と呼ばれる神社があるそうで
その筆頭に挙げられるのはこちらの【上野國一宮貫前神社】だそうです!
それから宮崎県日南市の「鵜戸神宮」
熊本県阿蘇郡の「草部吉見神社」をもって「三大下り宮」と呼ばれます
いや~・・これは珍しい光景ですね~
なかなかお目にかかることのない光景だと思いました(・_・;)
階段途中に鎮座する末社の「ツキヨミ神社」!
手水舎も立派です!
花手水が彩り鮮やかです
山の中や藪の中のマニアックな神社ばかり巡っていると・・非常に現世感を感じます^^;
手水舎で身を清めたら参拝いたしましょう
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
立派な楼門にはご神像も祀られておりました
「無事かえる」のオブジェ??
煌びやかなご本殿ですね~!
千木は内削ぎです
金が非常に印象的なご本殿です
「貫前神社」はなんでも12年に一度の「式年遷宮」が行われるそうで・・・
ご周知、神宮の式年遷宮は20年に一度ですよね(・・;)
それよりもこれほど頻繁に行われるというのも驚きです・・
そのせいもあるのでしょうか・・実に綺麗なご本殿です・・・
さて・・
そもそも何故「下り宮」に神さまをお祀りしているのか?
これにはいくつか理由があるようですが・・まずは地形的に窪地である綾女谷という地には古来水が湧く(あるいは沼があった)神聖な地であったとされています
水が湧く神聖な谷を祀ったということですね
そしてまた諸説ある中で私が興味を惹かれる話が・・
物部氏が武器を(隠す場所として)祀った地である、という説です!
物部氏の軍事力を物語り、その聖地的な側面を示すこの説は実に興味深いものがあります
ご祭神が最強の武神である「フツヌシノカミ」を祀っているところからも関連性が見え隠れするような気もいたしますが・・物部氏が東国を治めていた・・この地を治める有力な豪族であったという姿も浮き彫りになってくるようです
社伝によると創建当時ここに神様を祀ったのが「物部姓磯部氏」という、現在の群馬県西部に勢力を持った一族であったそうです
そして彼らが自分たちの氏神として「フツヌシノカミ」を祀った
経津主神と言えば最強の刀剣の神様としても有名です
更に貫前神社には異なる二つの信仰があったと言われ・・
ひとつは「抜鉾神」(ぬきほこのかみ)、物部磯部氏が信仰する男神である武神、刀剣の神
もうひとつは「貫前神」(ぬきさきのかみ)として水源・農業・機織りの女神、の男女二つの神様
これを合祀して今に至る・・ということですね
なるほど門前の看板にも書かれていた物部氏に関するエピソードが俄然リアリティを持って迫って来るお話ですが・・
ここからは例によって私の「妄想域」の話になります^^;
「磯部」で思い出したのが茨城県桜川市の【櫻川磯部稲村神社】です!
同じ「磯部」の名を戴く神社にて・・これは何らかの繋がりがあるのではないか・・と思ったのですが・・物部に関する部分でハッといたしました!
そうです、「櫻川磯部稲村神社」には境内社でニギハヤヒを祀っていたのです(゜゜)
ニギハヤヒと言えば物部氏の祖先神と考えられている神様ですよね・・!
そして「磯部」・・
恐らくは両社、物部系の豪族が治めていたことを示すものであり、それぞれの地に神社を祀ったものではないかと思いました
そんな超古代史ミステリーをも楽しめる「下り宮」の珍しい「上野國一宮貫前神社」!
ぜひ皆さまも一度訪れてみてはいかがでしょうか(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました
感謝してます
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