群馬県甘楽郡下仁田町に鎮座する
【中之嶽神社】
に参拝に上がらせていただきました


霧雨に煙るようなこの日の天候もあって・・非常に厳かな雰囲気の中での参拝となりました・・

道路に面した鳥居の前の様子です
真っ赤な鳥居が非常に印象的で・・ここに至るまでの山道が非常に険しく薄暗い中をタイトな気分で上がって来たこともあり・・急にビビットな赤色の鳥居が目に入った時はドキッとしました(゜゜)

古からの修験道の霊場と巨大な大黒様

「中之嶽神社」は古くから修験道の霊場として栄え、迫力ある巨岩信仰と独特の境内景観で知られています
背後にそびえ立つ巨岩「轟岩」をご神体として祀っています
拝殿の奥には本殿が存在せず、岩そのものを神体とする古代の自然崇拝・修験の形式を今に伝えています
こういう巨石信仰・磐座信仰は神社の歴史も非常に古く、全国各地にパワースポットとして存在しますね

先ほど鳥居の奥にも見えていましたが・・
見どころのひとつとして巨大な金の大黒様があります!
山深い山中の・・ものすごい雰囲気の神社の境内にそびえるその姿自体に圧倒されますが・・
一般的には大黒様と言えば小槌を持っているものと思いますが・・こちらの大黒様は小槌ではなく剣を手に持っています
病魔や邪気を祓い、運気を切り開く「剣持ち大黒天」として親しまれているんだとか・・・

この珍しい姿は、妙義山の厳しい霊気に打たれた修験者が「病魔や悪霊を払い、運気を力強く切り開くために、大黒天は小槌ではなく剣を執るべきである」というご神託を受けたという伝承に由来しているそうです
柔和な福神である大黒天が剣を構えるという全国的にも異例の姿自体が、妙義山修験の異能さとミステリアスさを醸し出しているように感じました・・・(゚Д゚;)

妙義山は榛名山・赤城山とともに「上毛三山」の一角をなし、古くから山岳信仰・修験道の拠点として機能してきました
ご祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
大国主命(オオクニヌシノミコト)

手水舎で身を清めます
非常に綺麗に整備された手水舎にて・・冷涼な水で心身が引き締まる思いがいたしました・・

参道の正面に拝殿が見えました!
非常に重厚な・・色調も含めてどっしりとした印象の社殿です・・

ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます

社殿の両脇にも漆黒の大黒様が・・まるで狛犬の代わりにいらっしゃいました・・!
やはり手には小槌ではなく剣を持っています・・

しかし拝殿に向かって左側の大黒様は通常通りの?小槌を持っていました!

ご本殿の方へ回り込んでみようと思いましたが・・
にわかには入り込めない感じだったので・・失礼にならないようにと自重いたしました・・

「中之嶽神社」参拝の目玉はまるで壁のような階段!

さて参拝はここからが「本番」です!
中之嶽神社は、妙義山南麓の要所として山伏や修験者たちが集い、厳しい修行を行った場所でもあります
それを私達素人にもプチ体感させるようなとんでもない急こう配な階段が・・見えました!

日本武尊を祀る社殿がこの鳥居の向こうの階段(男坂)を上がったところにあり・・
絵面らではイマイチ分からないかも知れませんが・・これがまたとんでもない急な石段なのです(;゚Д゚)!!

写真で見るよりもずっと・・
実際にここに来て階段の前に立ってみた方がその急さに驚きます(;゚Д゚)
鳥居の前からの光景は階段というよりも段差の付いた「壁」です・・!

階段の上に見える巨岩が・・ご神体のようです・・
それでは行ってみましょう・・・

こちらの鳥居をくぐった所にも手水舎が・・・
不動明王?が厳かな雰囲気に拍車をかけます・・!

やっぱり写真では伝わらないですね・・・
例えるなら直角にピラミッドにでもよじ登っている感覚の急こう配(;´Д`)
石段もまっすぐ平行になっていない所も多く・・足を踏み外したら一気に転げ落ちてしまう恐怖を感じました・・
さらにこの日は霧雨も降る天候にて・・石段が濡れていてただでさえ滑りそうで怖かったです・・

狛犬も苔むしてデロデロになっていました・・・
というか・・そもそも狛犬・・ですよね(;゚Д゚)?

途中で下を見下ろした図・・
手が濡れて汚れましたが・・正直手をついて登らないと私的には危なかったので・・汚れる濡れるを気にしている場合では無いと・・階段にしがみつくようにして上りました・・(;´Д`)

もう少しで拝殿です・・!
高低差と・・それから恐怖に近い緊張感で息が上がりました・・(;´Д`)

ご神体の「轟岩」と日本武尊にまつわる伝説

到着です!

ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます

拝殿の後ろにそびえる巨石が・・ご神体の「轟岩」でしょうか・・!
すごい迫力とご神気です・・・(;゚Д゚)

山体の巨石や奇岩を敬い祈りを捧げる形態は、榛名山麓の噴火等自然災害や水神信仰と同様に・・自然の圧倒的な力に対する人々の畏敬の念が浮き彫りとなるものです・・

拝殿の後ろにご本殿は無く、巨石や磐座そのものがご神体という神社はいくつか見て参りましたが・・
やはりこうした古からの自然信仰の聖地はとてつもないパワースポットであることが窺えます・・

あ・・!
それでも小さくもご本殿のようなお社がちゃんとありました(・・;)
小窓から火が灯されている様子が見て取れました

中之嶽神社のご神体である巨大な「轟岩」には、ご祭神である日本武尊にまつわる伝説があります
東征の折にこの地を訪れた日本武尊が、あまりの霊気に導かれて山に登り、立ちふさがる巨岩を自らの神力で押し開いて道を穿ち、そこに神々を祀ったのが神社の始まりとされています
山全体が唸りを上げるような重厚な気配から「轟(とどろき)」の名がついたと伝えられます
たしかに・・「聴こえない唸り声」が聴こえるようです(;゚Д゚)

不思議な話が絶えない神社

また、「中之嶽神社」はいわゆる「山怪」・・と呼ばれる不思議な話が絶えない神社でもあり・・枚挙に暇がありません・・・
妙義山一帯は古くからと天狗が住まう山と恐れられていました・・
中之嶽神社の背後に広がる険しい岩峰群は修験者の修行場でしたが、足を踏み外せば一転して命を落とす危険地帯です・・・
そのため、山中で足を踏み外して消息を絶った修験者や里人は「天狗に連れ去られた(神隠し)」と信じられていました
「中之嶽神社」の急峻な男坂や巨岩の周囲では、「夜になると天狗の羽たたきや高笑いが聞こえる」といった修験者たちの怪異譚が江戸時代にも残っているそうです・・・

「三本の尻尾を持つ大きな白狐」
妙義山やその周辺の修験場では、古くから神の使者として「白い狐」の伝承が多く残されています・・
特に「三本の尻尾を持つ大きな白狐」は、単なる野生の狐ではなく修験者が法力で操る眷属(管狐や霊狐)や、山の神の化身として恐れ敬われてきた存在です
妙義の怪異譚では、山中を走る巨大な白狐や、三本の尾を振りながら修験者を案内・誘導する白狐の姿が修験者の日誌や地域の怪談として語られています・・・

境内のどこからともなく聞こえる「ぽんぽんぽん・・・」
「中之嶽神社」での話として境内のどこからともなく筒を叩くような「ぽんぽんぽん・・」とう異音がする・・というのもあります・・
これは一体なんだ・・(;゚Д゚)ということで調査も入ったらしいのですが・・結局分からず仕舞いでうやむやになったとか・・
修験の山で聞こえる「ぽんぽんぽん」「ポン、ポン」という筒や木魚、あるいは竹を叩くような奇妙な音は、全国の修験の山々で「天狗の太鼓」や「山鳴り(怪音)」として極めて有名な伝承だそうです・・・(゚Д゚;)
山中で姿は見えないのに空から「ぽんぽんぽん」と音が響き渡り、それに続いて修験者や山伏の怪火が現れたり・・・風もないのに木々が激しく揺れたりするという怪異が残されているようですね・・・
「中之嶽神社」のこの音も同じ現象・・ということになりましょうか・・
ちなみにその「ぽんぽんぽん・・」の異音は・・2011年の東日本大震災の後にめっきり聞こえなくなったそうです・・(;゚Д゚)
増々謎が深まる気分なのは私だけでしょうか・・・

修験者の集団が山から下りてくる姿を見た
妙義山や「中之嶽神社」の周辺では、すでに亡くなったはずの修験者や、姿を消したはずの行者が「高下駄を鳴らし、法螺貝を構えて山から静かに下りてくるのを見た」という目撃譚が伝わっているそうです・・(;゚Д゚)
これは妙義山が厳しい修験の場であり、命を落とした山伏たちの霊気や山と同化した修験者たちの幻影として、里人たちに畏怖とともに語り継がれてきたものです
山を整備するお仕事の方々がこうした「山伏が歩く姿を見た」という話も枚挙に暇がありません・・その場にいた半分の人が「見た」、もう半分の人には「見えなかった」という話だったり・・・
なんでも「中之嶽神社」の駐車場の場所はかつて修験の修行の場だった、ということで・・
そこに山から修験者が降りて来る姿が見える人にだけ見えた、のではないか・・と言われています(゚Д゚;)

「中之嶽神社」の駐車場

 

上写真が「中之嶽神社」の駐車場の様子です・・
ここに左の山から・・神社から山伏が列になって歩いてくるのが見えたというお話もあるようです・・(;゚Д゚)
やはり古からの厳しい修験の霊場として・・霊的な繋がりがあるパワースポットなのでありましょう・・
パワースポットとしての神社がお好きな方にはぜひ、参拝に訪れてみていただきたい神社です
ぜひ参拝されて
もし不思議な事象を見聞きされた時は教えてきただけると嬉しいです^^;

最後までお読みいただきありがとうございました
感謝してます

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